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電気機関車EF64-0番台

電気機関車EF64-0番台

国鉄が勾配区間用に開発した直流電気機関車です。
当時当初はまだ直流だった東北の板谷峠で特急つばさの補機としても使われましたが板谷峠の交流化に伴い、主な活躍場所を山岳区間の多い中央本線、西線、そして中国地方の伯備線に移しました。JR化後も後継車両がなかったこともありほぼ全機が活躍を続けましたが後継機のEH200の配備に伴い上越線のEF64-1000番台によって急速に置き換えが進みJR貨物からは2013年に全廃となりました。
旅客会社にも東日本、東海、西日本に少数が配備されましたが臨時列車の運用が主な活躍でした。そんな中、2009年3月の改正で寝台特急あけぼのの冬季の定時運行確保の為にそれまでのEF81を置き換え、わずか一年ではありましたが寝台特急の先頭に立ちました。現在0番台はJR東日本の37号機が稼働機となっています。この37号機、一時期茶色の塗装がされており、あけぼのの牽引も行いました。